ぽぴんず動物病院 
症状別に見る病気            

多飲多尿(よく水を飲み、尿量も多い)
糖尿病:食べているのに最近痩せてきた など。血液検査ですぐわかります.
子宮蓄膿症:生理が不定期、おりものが多いなど。中高年以上で避妊手術を受けていない仔は注意が必要です。食欲元気も落ちます。
腎不全:高齢になって食欲が落ちた、痩せてきたなど。血液検査ですぐわかります

肥満
糖尿病:太っていたが最近痩せてきた など。血液検査ですぐわかります.
心不全:肥満になると心臓に負担がかかり、心不全になりやすくなります。年を取ってからの体重増加は要注意。
関節炎・椎間板ヘルニア:体重の重い仔は、骨や関節にかかる負担が大きいので関節炎等になりやすい。
ダイエット用の療法食のサンプルを随時渡していますので、お気軽にお申し付けください。

皮膚の痒み・脱毛
アレルギー
(食事性)おやつやフードなどのタンパクに反応してかゆみが出る場合があります。食事性アレルギー用の療法食に切り替える必要があります。
(ノミ・ダニ)ノミダニにかまれたり身体に付着することによってかゆみや脱毛がでます。.ノミダニの予防が必要です。
(環境性)ハウスダストや花粉、草木、毛布、首輪の素材など原因となるものは数多く存在します。アレルギー検査で原因を特定することも可能です。
細菌性:皮膚の抵抗力が落ちたり、傷ついたりしたときにばい菌が繁殖して局所的な痒みや脱毛が見られます。
真菌性(カビ)皮膚の抵抗力が落ちたり、皮膚の弱い仔に多く見られます。フケやドーナツ状の脱毛が特徴です。
内分泌(ホルモン性):甲状腺や副腎、性ホルモンの異常で全身的な脱毛、痒みを起こすことがあります。血液検査等で調べます。
外部寄生虫疥癬、毛包虫など皮膚の中に入り込む目に見えないダニによって激しい痒みがでます。顕微鏡による皮膚検査で発見します

いずれの場合も皮膚を清潔に保つことが必要ですので、薬用シャンプーなどを使用しますのでご相談ください。また、食事性アレルギー用のフードのサンプルもご用意しています。

消化器の異常
嘔吐
胃酸過多:空腹時に黄色い胃液を吐きます。健康な場合でもなります。食べると落ち着きます。ひどい場合は胃液を抑える薬があります。
異物による閉塞:.おもちゃなど異物が胃や腸でつまり、食欲がなくなり何度も吐きます。早めの処置が必要です。
膵炎、腎不全:食欲が徐々に落ち、食べても吐くことがあります。血液検査で分かります。
胃捻転:食後に激しい運動をすると胃がねじれてしまうことがあります。吐こうとするが物が出ず、どんどんお腹が膨れてきます。数時間で死に至ります。
下痢
寄生虫:腸に寄生する様々な寄生虫によって下痢を起こすことがあります。便検査によって寄生虫の卵を発見します。
食事性アレルギー:腸粘膜上でおこるアレルギー反応による下痢。普段と違うものを食べたときなどに起こります。
腸の異常:閉塞や消化不良、腫瘍などにより慢性の下痢を起こします。精密検査が必要です。
ウイルス性:ワクチンを打っていない仔が起こす激しい下痢と嘔吐。パルボウイルスによるもので死亡率の高い病気です
ストレス性:ペットホテルなどストレスがかかったときに起こします。

食事性アレルギー用のサンプルを随時渡していますので、お気軽にお申し付けください。